Live the life you love !

自分の人生をデザインする!

これからのビジネスは美意識なしでは戦えない

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うわ、久々にこれキターっ!て独りごとが出てきたくらい、ドーパミン出まくりの本でした!!

世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」  山口周
https://goo.gl/9VqQaN

タイトルからは新書にありがちなビジネス本かなぁ、と思いつつ、青山ブックセンターでアート&デザインのコーナーに平積みされていたこの本と、講演会に参加した鈴木絵里子さんの本と2冊を買いました。

美意識、と抽象的なワードから受けるイメージを想定していると、最初から良い意味で裏切られます。

内容はロジカルかつ骨太。美意識が今のビジネスにおいて、どれだけ重要な概念になってきたか、という事が強い説得力を持って語られます。少しだけ内容ご紹介しますね。

1.美意識は表層的なものだけが対象ではない

今、グローバル企業が世界的に著名なアートスクールに幹部候補生を送り込んでいるのをご存知ですか?私は知りませんでした(汗)

「ニューヨークやロンドンの知的専門職が早朝のギャラリートークに参加するのは、こけおどしの教養を身につける為ではなく、極めて功利的な目的の為に「美意識」を鍛えているのです。」

「なぜなら、これまでのような「分析」「論理」「理性」に軸足を置いた経営、いわば「サイエンス重視の意思決定」では、今日のように複雑で不安定な世界においてビジネスの舵取りをする事ができない」ということをよくわかっているからです。」

ここで言われる美意識とは一般的な美意識の概念を、経営におけるものにまで拡大しており、

・従業員や取引先の心を掴み、ワクワクさせるような「ビジョンの美意識」
・道徳や倫理に基づき、自分たちの行動を律するような「行動規範の美意識」
・自社の強みや弱みに整合する、合理的で効果的な「経営戦略の美意識」
・顧客を魅了するコミュニケーションやプロダクト等の「表現の美意識」

としています。

特に「ビジョンの美意識」「行動規範の美意識」

ここ、すごく響く!

自分の美意識に照らし合わせてどう感じるか?

それは表層的なものだけが対象ではない。

美しい世界と行動はどういうものなのか。

感じとれる美意識を鍛えろ!そう言われている気がします。

2.経営とデザインの共通点

昨今グローバル企業のトップが、デザイナーを経営全般のアドバイザーにしている例は増えています。

ユニクロでの佐藤可士和さん、無印では深澤直人さん、ソフトバンクにおける大貫卓也さん、そして言うまでもなくアップルのスティーブジョブズ

マッキンゼーもデザイン会社を買収しています。

さらに日本の歴史を遡ると最初のチーフクリエイティブオフィサーは織田信長にとっての千利休だったと著者は述べています。

今、多くの企業経営者は、コンサルタントに外部アドバイスを求めるのでなく、クリエイターやデザイナーにそれを求めるようになりました。

なぜか?

デザインと経営、というと多くは表層的なロゴマークやプロダクトといった領域に限られると思われるかもしれません。

でも実は、経営とデザインには、本質的な共通点があるのです。

「その本質を一言で言えば、エッセンスをすくい取って、あとは切り捨てる」

ということ。

これ!

エッセンスを的確に見つけてすくいとれば、レバレッジをどんどん効かせられる。

そのエッセンスを見つけることを論理や理性だけに頼ると、それがコモディディ化されているだけに、互いに消耗戦になるだけなのです。

「テクノロジーやデザインは真似できても、長期間かけて育まれた企業の美意識であるストーリーと世界観はコピー出来ない。」

「エッセンスを視覚的に表現すればデザインになり、そのエッセンスを文章で表現すればコピーになり、そのエッセンスを経営の文脈で表現すればビションや戦略ということになります。」

エッセンス=本質的なもの。最も大切な要素。真髄。

エッセンスを見つける能力に長けていれば、最短でゴールに近づける。

3.美意識の鍛え方

そして、えー、今まで美意識なんて意識したことないよー、という方のために美意識の鍛え方もしっかり書かれています。

絵画などアートを観る、哲学に親しむ、文学を読む、詩を読む、などなど。

特に詩を学ぶのは有効なリーダーシップのトレーニングになるという視点に驚きでした。

なぜなら、両者ともに「レトリック(修辞)が命である」という点だそう。

偏差値は高いけれど、美意識が低いエリート達に共通しているのは、文学を読んでいないと言うこと。

例として、オウム真理教の信者を挙げているのですが、彼らの風貌、踊り、工場のようなサティアン、全てに美意識がない。(完全同意)

「人間にとって何が「真、善、美」なのかという事を純粋に追求してきたのは哲学であり文学であるからです。」

4.まとめ

ほんのさわりだけご紹介しましたが、ぜひぜひ!読んでみて下さいー!ああ、自分の文章力のなさがもどかしい。。

私にとっては、あらゆる活動と意識に通じる軸を見つけた興奮でいっぱいです。

そしてこの本、とても読みやすく無駄文が全くない、読者の事を考えた親切な作りです。

忙しい読者の為に、と銘打って始めの章に結論が書かれ、残りの章は詳細について様々な事例と共に述べられているのです。しかもポイント箇所は太字という丁寧さ。

でも、最初だけ読めばいい、と思わないでくださいー!

残りの章は的確な具体例が満載なので、どんどん脳内パズルがはまっていくはず。

そうそう、先週、ルクセンブルグプライベートバンク勤務の日本人女性から、顧客である超富裕層についてお話を聞く機会がありました。

その中で世界の超富裕層にどこにいったら会えるのか?という質問に対しての答えは
「アートフェアに行けば会えます!」とのこと。

ちなみに超富裕層にサラリーパーソンは一人もいない。
扱い額が最低2億からというプライベートバンクを利用するような超富裕層は皆さん経営者だそうです。

超富裕層で経営者の彼らがアートを愛する理由も、この本から紐解けるかもしれません!

私は今年、どういう視座で動いていけば良いのか、その指針になる!と衝撃を受け、頭の中のモヤモヤが整理されました。

*画像は隈研吾先生の作品 根津美術館。隅々まで行き届いた美意識が気持ちいい空間です。隈研吾先生好きだなー。

家族もコミュニティのひとつと考える

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4月26日、青山ブックセンターで開催された、鈴木絵里子さん(31歳 2児の母。ベンチャー投資会社ディレクター)の初著書出版記念イベントに参加しました。

全く知らない女性でしたが、たまたまFBでフォローしている方が彼女の出版を応援していたので気になったのです。

ご本人の文面から溢れるポジティブさ、しなやかで包容力のある優しさ、また、いい感じに肩の力が抜けたユルさが感じられ

「お、この女性からは何かヒントが得られるかも!」とカンを信じて参加することに。

鈴木絵里子さんの初著書
「これからは、生き方が働き方になっていく 」
https://goo.gl/VoCXXJ

彼女のバックグラウンドは幼少期から様々な海外都市を転々とした帰国子女。モルガン・スタンレーUBS証券、COACH、米国のドローンベンチャーの日本法人立ち上げ、現在は社会的インパクベンチャー投資会社に勤務。グローバルな視点での社会課題解決支援に取り組んでいます。

講演は著書を深掘りした内容。若くして成功したため、社会貢献について深く考えるようになります。特に女性を含めた多様性が生かされる世界を広げたい、もっとみんながワクワクしながら楽しく、自分らしく生きるためのマインドについてのメッセージが中心でした。

グッときたのが、「家族も様々なコミュニティの一つと考えたらいい。コミュニティは信頼と出入り自由なことが重要だから、これからは5年単位で結婚契約を更新する、といったものになるかもしれませんね。」という発想の柔軟さ!

互いに安心できる、信頼しあって結婚したはずの関係だけれども、いつしかそれがなくなった時にそれを解消する為のエネルギーの膨大なこと。。

社会の仕組みは前時代の亡霊のようなものあっても、未来の環境や意思と行動は自分で作ることができる。

耐えるのが妻の務めの時代はとっくに「終了」です。(逆も然りですかね)

それぞれが自立したコミュニティのメンバーと考えれば、互いに尊重し合うし、根本的な方向性がずれてきたら、コミュニティを抜ければいい。

そんなおおらかなイメージがさらっと出てくるんですね。

キャリアを重ねながら、ずっと「モヤモヤしていた」彼女の軸にあるのは自分はハッピーでラッキーな特別な存在だと思うからこそ、社会に貢献せずにはいられない。という思考が随所に感じられます。

最近の欧米のミレニアル世代についても多々言及していますが、彼らは自分のことを「エクストラ(特上の、というニュアンス)」と表現するのだそう。

誰かにモテるために自分を飾ったり誇張しなくてよく、ありのままの自分を特上の存在だと自信を持ち、さらけ出すこと。

そんな自分を愛するマインドができ、自身で自分を幸せにする方法を見つけられた時にこそ、不思議と人生のパートナーも見つけられる。

その上で、社会貢献にも無理なく仲間とともにジョインしていく時代!と高らかに伝えられていました。

みんなが尊重される社会を実現したい!という思いを持つ人たちは多くいるかと思います。そんな時代の変革期に意識すべきことや、グローバル視点での学びが散りばめられた本。

過去から学び、既存の価値観から少しだけ視点を変え、ポジティブに、リラックスして世界の未来を考えるヒントが欲しい方(特に女性かな?)にオススメです!

講演メモを以下に記載します。

【未来は作るもの 】
・世の中はどう変わる? ティール組織 。人々が自由に、フラットな組織になっていく
・生命体のように、プロジェクト毎に変化する働き方
イーサリアム創始者 Vitalik Buterin
社会問題解決のためにブロックチェーン技術が利用される未来を考えている
 https://www.newscrypto.jp/articles/11155
・変革期に必要なダイバーシティ

ダイバーシティからのイノベーション
・テック至上主義 スティーブジョブズGeek boys(いわゆるオタク)。彼のようなそれまでは主流でなかった人から変革期がおこる
・ミレニアル世代 拝金主義ではない。デジタルネイティブ ITに親和性をもつ
・ニューフェミニスト、女性の起業家が増えてきた
・日本のジェンダーギャップ114位(インドよりも下位)健康、ヘルスケア 満点!
・政治経済では女性が活躍できていないが、悲観していない!具体的にできる政策があるはず。
・思想、哲学、カルチャーの重要性。
wonenomics レポート要チェック。思想が変わらないと政治も経済も変わらない!

【まずはunlearnから!】
・私たちは本来多面性がある。人を一面性で括らない、ラベルを貼らないこと。
・そもそも日本では多面性=百姓しかり、 ルネッサンス時代のダヴィンチしかり、多面性がよしとされてきたのに、産業革命以降一面性が主流になってしまった。
統計学が発達し、 人を分類してしまうようになった。
・多面性を意識することが固定観念を外すために重要!

・女性は家庭的、女性はエンジニアに向かないなど固定概念は外す!
・明治時代 男性が子育てしていた。なぜ変わったか?職場が家から離れた。
産業革命以降、家事は女性がやること、と言う流れになった
・ピンクも数世紀前までは男性も使っていた。男女よりも、階層を表すものが色だった
・女性がロジカルな事が苦手= unleanすべき。最初に秘書業の延長で計算していたのは女性。コンピューターガールズという言葉もあったくらい。
・女性的、男性的に捕らわれているのは固定観念。多面的な方が楽しい!

【土台となる3つの要素の重要性】
1.自己肯定感
2.コネクション
3.コミュニティ

・自己肯定感が低いと前に進めない。存在の容認
・ミレニアル世代 は自己肯定感が高い。存在意義がある!
・自己肯定感=アクションに繋がるかどうか?

【コミュニティの重要性】
・自由に出入りできる共通の思いをもった人たち
ロールモデルはいらない!それは過去の成功体験。部分的に学べばいい。
・これからはちがうやり方で成功する!いい要素を取り入れれば良い!
・成長できる、褒めあう、助け合う
心理的安全性が保たれていることが大切。
・会社的でもいい、趣味でもいい
・コミュニティを通じてlearnする
・マンスプレインに注意!男性が説明しちゃう、知ったかぶる、知識かひけらかす
・詐欺師症候群にも注意。成功者に多い。
・思っている事を発信すること!
・徐々に思いを伝えて共感してもらう

【家族もコミュニティ】
・働くために生きている訳じゃない
・家族や興味についてオープンに話し合う時間があればいい!
・家族もいて、仕事も重要。それを曝け出すべき。
・家族との距離感が大切

【東洋思想が着目される】
・社会にいい、環境に良い事を気にする。仏教的、東洋的思想。マインドフルネス。
個人主義の欧米とは違うやり方がある。
・綺麗で安全で清潔な素晴らしい日本を発信すべき。

【あなたの優先順位はなんですか?】
・常に優先順位を問いながら生きていくのが今の社会の生き方
・排他的な人に嫌われてもいい!みんなに好かれる必要はない
・自分を理解されるには、弱みをさらけ出すのが手っ取り早い!

リスクに適応する力を磨く

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人生って何があるかわからないなあ、と思う出来事は誰でにも大なり小なりあると思いますが、そんな経験をすると肝が据わり「適当な」リスクを取れるようになるのではと感じます。

また、リスクをとるには、これだけは死守する、という明確な優先順位付けが必要になりますよね。

そういう自分の中での方向性を決めるターニングポイントがそれぞれの人生であるのではないでしょうか?

私がちょっと肝が据わるようになった原点の経験は、中学2年生の時のアメリカ カンザス州へのホームステイでした。

1984年、1ドル250円の時代。。
英語の塾教師の母と公務員研究者の父の家庭でしたから、当時50万ほどかけて子供を海外にホームステイに行かせる、というのは結構な投資だったのではないかと思います。

そして、その投資で得たのが “度胸 “ と” お金 とパスポートと”意思疎通力” さえあればどうにかなる!という思いこみ(笑)でした。


英語は中2の時が人生で最高に喋れてましたね。。はい。。

旅など普段の生活と違うシーンでは、あらゆるリスクを想定してみるし、その上で荷物は極力減らそうとするので、自然と20-80を意識することになる。

リスクは起こりうるもの。

それを恐れるだけでなく、ある程度のリスクに対応できる心構えと、乗り越える力を磨く事を意識した方が、機会損失をせずに済むのではないでしょうか?

ちなみに、普通のことですが、イベントなどのドタキャンは突発的な事情がなければしませんし、確信が持てなければ申し込みません。待ち合わせの時間には、大体丁度か少し早めに着くように気を配ります。

ドダキャンや遅刻を繰り返すことで 損失するもの=信用 なので、取り戻す時間と手間を考えたら絶対にNG〜。。仕事は給与所得者ですが、年棒制の営業デザイナーなので、信用第一!

画像はホストファミリーとの画像。MOSHI-MOSHIが可愛いです♪

そして、この姉弟は実の姉弟ではなく、かつ2人とも養子でした。

帰国してから母から聞いたのですが、養子、というと日本人の感覚だと可哀想な子供、という先入観があるからだったのだと思います。

関連してお伝えしたいのですが、
日本は里親制度の利用率、すごーーく少ないんです。

日本で里親が増えない本当の理由
https://goo.gl/1WoFGo

養子縁組と里親制度の違い
https://goo.gl/KMqMNA

本来、事情があって親が育てられない子供たちは、でできれば養護施設ではなく、養子なり里親なり、一般の家庭でしっかりと根の張った愛情を受けて育つことで自己肯定感を持つことにつながるのが望ましいのです。

施設が一概に悪いわけではなく、やり甲斐だけをモチベーションに頑張っている職員の方が数多くいらっしゃるのと同時に、施設内虐待も多く報告され、ソフトな監獄、という言われ方をすることも。。

また色々書き出すと長くなりそうなので、児童養護施設の現状について書いた NPO Living in Peaceのリンクを貼っておきます。
https://goo.gl/s9s3Zr

ずいぶんと話が逸れましたが今日はこの辺で。。

誰かの言葉に支えられて生きて行く

そもそも何で仕事以外に文章を書いたり、話したりするのだろう、と振り返ると「思いを誰かに届けたいから」なんだなあとしみじみ思います。

子どもを育ててきて思うのは、たとえ拙くても、単語でも、思いを発しさえすれば気持が伝わるということ。

きっと子どもと触れ合う機会が多い方なら、子どものふとした言葉にキュンとしたり、ジーンときたり、考えさせられたりした経験があるのではないでしょうか?

子どもの言葉って本当に裏がない。
採りたての野菜のようにみずみずしくって、生命力に満ちている。
だからこそ大人の心を打つんだと思うのです。

自分を良く見せようと饒舌な文章で語る必要はなくて、素直に感じた心のままを晒すことが、思いを伝える第一歩であり、それが何よりもひとの心を動かし、誰かの行動をも動かす原動力になるのかなと感じます。

そして時には、その言葉が誰かの生きる支えになる。


私は随分と沢山の人の言葉に支えられてきたなと思うのですが、時に子どもたちのキラキラした言葉は、何年たっても宝物のように、今でもずっと私の心で輝いています。

6年前の冬のこと。
とても仕事が忙しい時期で、そういう時に限って小学校の広報役員で広報紙づくりに追われたり、保育園の卒業アルバムのデザインを引き受けていたりでヘトヘトになっていました。

スラックがないと、あらゆる場面でミスが勃発するもので(ありがち)ちょっと落ち込んでいました。

慌ただしく帰宅して急いでご飯を作って食べ、ようやく少しほっとした所で何だか落ち込んできた私は、ついため息をつきながら、

「ママってさ、仕事も家事も何でも失敗ばっかり!100点にはできなくってダメなママだね〜。。せいぜい70点だよね、ごめんね。。」

と子どもたちに何となしに呟くと息子が

「ママはさ、仕事70点、家事70点でも足したら140点だよ!充分じゃん!」

というのです。

多分彼はもうこのくだりを覚えていないと思うのですが、思わず「ちょっとトイレ。。」とこっそり滲む涙をぬぐったのは言うまでもなく。。(よく息子に泣かされてますw)

そんな風に感じてくれてたんだね。
伝えてくれてありがとう。
思いって、言葉に出さないと伝わらない。
変に加工する必要もなくて、拙くても、短くてもいい。
ともかく感じたこと、特に感謝や好意、相手の良いところは、どんどん言葉に出して伝えたらいいと思うのです。

ポジティブな言葉はそれだけでギフト。

思いを言葉にし、言葉を文章にして伝えるベースは、そこなんだと子供からも教わりました。

最初のブログ記事を書いた時のくだりについて書いた今週の投稿コメントで、なおこさんから「裸体のような自己開示」と言われた言葉が結構衝撃(いい意味で^^)でした。

最初から全裸!
もう隠すものもないので(笑)どんどん思いを発信したいと思います^^

今日も直球メッセージを読んで頂き有難うございます!

「人生で大事なことは学校で教えてくれない」問題

先週のイベントから考えたこともう一つ。

「20年後に輝く未来を!プロジェクト」開催しました! - Live the life you love !

なんで学校教育って、本当に人生に必要なことを教えてくれないんですかね?

男女関わらず、可能であれば一人の自立した生活者として
経済力も家事育児力もあった方がいいこととか

ハッピーな離婚の仕方とか
調停の申し立て方とか
モラハラ、DVパートナーの見分け方とか(爆)

育児の機会があるのに正面から向き合わないなんて超もったいない!子育てしたらタイムマネージメント力10倍UP!

アンガーマネージメントも家事も体調管理も日々PDCA回せて、子育て落ち着く頃には、生産性10倍UPが体感できちゃうのに(当人比)

人を妬んで嫌がらせをしても、根本的には満たされないこととか、全体最適を考えた方が結果的に自分の幸福度も上がることとか。


歴史や科学や古典も教養として学ぶべきだけど、民法学んだ方がよほど役にたつし、今自分の生きている社会のルールがわかることで、何が時代にそぐわないかを考えられる。(これが国策でないのは理解しますがw)

日本では道徳を学ぶというシステムが残っているのだから、合わせてより良い選択をする術を学ぶ機会が学校教育の中で欲しかった。

思うようにいかない時にどうしたらそれを乗り越えられるかを若いうちに少しでも触れておけるような教育をしたらいいのに。

個々人に任せたら、そこに到達できない家庭の子供がたくさんいるのに。

イベントの中のワークで子供や大人の貧困を未然に防ぐにはどんなことが必要か?というブレストをした中で、

「なんで学校教育って、人生に必要なことを教えてくれないんですかね?」

と盛り上がったのです。

みぽりんが話していたのが、

小学校の国語の授業で「正造じいさんと雁」の、じいさんや雁の気持ちを考えさせる場合じゃないって(笑)

私たち鉄砲なんか持ったことないのに、そんな気持ちわからんわ! って言ってたのが面白すぎたw

正造じいさんは食べるための鉄砲を持っていたけど、今の私たちが本当に持つべきものが他にある。

心が柔軟なうちにさらっと知っておくべきことが山ほどあるのに、学ぶ機会がなくて人生の選択を間違えてしまうことが多いのではないかと。

大人になって問題が出てからだと、自分からアクセスしない限りその情報が届きにくい。

私にとって勝間塾が素晴らしい場所だと思う理由は

お金を稼ぐためのスキルはもちろん、家事も健康管理も含めて、よりよく生きる、一人の生活者のための知恵をバランス良く学び合える場所だから。そしてそれをシェアすることで、幸福度の高い人を増やしたいという勝間さんの意思を感じるから。

勝間塾で繰り返しGiveの精神と言われているのに、相互のイベントで関わらせてもらった上田さんが、それが届かない人のモラルの低い行為が理由で塾を退会されると一昨日の晩伺いました。

他人のことだと攻撃的になる(笑)ので、すぐ、TFT戦略(しっぺ返し戦略)発動すべし!と怒り心頭だったのですが、上田さんが匿名で嫌がらせをしてくる相手に対して対話を望んでいたとのコメントを読んで、大人すぎるわ。。と改めて彼の人格に感動したのです。

個人的には、退会後も子供の貧困を解決すべく関わって頂けそうなので嬉しいですが、本当に勝間塾的には損失ですね。。

ああ、纏まらない投稿ですみません。たまにはモヤモヤしたまま心の内を晒します。

言葉に魂を込めれば、きっと伝わる

4月20日は勝間さんがプロデュースするクスクスこけら落としのイベントに参加してきました。

クスクス – 五反田のセミナー&レンタルキッチンスペース。勝間和代のスマートクッキング

以前より広々と感じる木目のフロアが優しいイメージの空間に、ステンレスののキッチンユニットやずらっと並ぶホットクックやヘルシオ。料理好きとしてはわくわくします!いやーー健康的な食を楽しみ、学ぶためのスペース、素晴らしい!

早速翌日のイベントのための大量の野菜がamazonフレッシュにより搬入され、初めてamazonフレッシュってこんな袋に入ってくるんだーと羨ましく思いました(笑)

イベントでは、起業、副業を成功された
4人の登壇者さんとMCのF800さんのそれぞれののリアルな体験談、アドバイスを聞くことができ、ぐっと起業、副業への道筋が描かれた人も多かったのではと思います。

みなさんのお話に共通していたのは、それぞれに様々なトライ&エラーや、得意や好きを積み重ねた経験を凝縮し、今の収入に生かし尽くしているということ。

生半可な時間の投入量では、望んだ結果は出せない。

大量の情熱と時間を費やし、沢山のPDCAを回して、今の状況に結びついているということがよくわかります。

やはり起業副業に大切なのは、情熱を傾けられるコトや、顧客のニーズを見つけるコトが第一歩なんだと理解しました。

たまたま昨日、会社の上司と2人で対面で話し、(いつも在宅勤務なためレアなんです)私自身の会社の評価を聞く機会がありました。

私が属する部門を統括する副社長はミシガンの本社にいるのですが、彼が私のことを非常に高く評価してくれ、これからも期待しているとのメッセージを伝えてくれました。

ちょうど入社3年目に入ろうとするタイミング。自動車業界デザイナー18年の経験を生かして、楽しみながら満足いく条件で仕事ができ、評価されている事がとても嬉しい。

当面はこの仕事でしっかり利益を出せるよう、改めて努力を誓うと共に、本業以外に何をするべきなのか?を午後はずっと考えていました。

そしてゆるふくでお話を伺って改めて決めたこと。

私が在宅勤務ができている今だからこそ、手元にあるリソースを使ってするべきことは、やはり、ひとり親、子どもの貧困問題や、知識がないためにハッピーでない離婚をする人を減らしたいということ。

折しも、先週の子供の貧困を学ぶイベントで、リアルでは初めてお会いした勝間塾OBのみぽりんと意気投合し、この問題解決に向けて動こう!と話し合っているところです。

みぽりんの事業
https://www.facebook.com/miho.murata.585

みぽりんからもらった、とってもとっても!嬉しい言葉のギフト。

「子供の貧困問題はずっと心にあったけど、sannaさんの投稿を読んで、話を聞いて、そこに ”魂” が入った感じがするんだよね!sannaさんの紡ぐ言葉が優しさに満ちてるから、人を動かせると思うし、すごく可能性を感じる!」

ああ、そんな風に感じてもらって、それを伝えてもらって、こんなに嬉しいコトはないです。。

私こそ、みぽりんの視点やパワー、優しさに感動されまくったのですが、そんな彼女の心を動かすことができて心底嬉しい!

そして、心が動けば体も動く。

自分も他人も動かせる言葉を紡いでいけたら、きっとこの大きな問題も少しづつ変えられる!と信じて動きます!

この場と、言葉の力に感謝!

脳内でゆらゆら漂う思考を、言葉にして保管する

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私が仕事以外で文章を書くようになったのは、昨年の7月末、勝間塾に入ってからの事です。

それまではブログなどにも興味がなく、私的な思いをまとまった文章にして書くことなど、全く経験がありませんでした。

最初の塾生のみで公開される勝間コミュニティへの投稿は、さほど長くもないのに2時間ほど格闘した記憶があります。(汗)

あまりにも思考を文章にまとめるのに時間がかかるので、昨年はたまーに投稿する程度でしたが、それだと勝間さんから毎朝届くサポートメールの取り組みも浅くなってしまう。。

それで今年はもう少し投稿回数を増やそうと思い、週3回は投稿しようと決めて書いていますが、今はなんだかんだ、ほぼ毎日書いていますね…^^;

勢いでこのはてなブログ開設したのは、昨年11月。サポメの「働き方改革を考える」の週の投稿に「どういう経緯で在宅勤務になったんですか?」と塾生のなおこさんに質問されたからでした。

その経緯をまとめ出すと、8年前から遡る必要があり、とてもこの投稿のコメントに書ききれない…そう思ってその日に3時間位かけ、過去8年の振り返りをブログの最初の記事として書きました。

まだ、お会いした事も、直接お話しした事もないなおこさんに経緯をお伝えしたい、それだけの動機でした。

でも、いざ書き出してみると、様々な経験の中で試行錯誤とした経緯や想いと、歩んできた人生を誰かに伝えたいたいという事が、はっきり自分の潜在意識としてあったのだとわかりました。きっかけをくれたなおこさんには感謝です!

思っているだけでは何も残らないし、伝わらない。親密性持ちの私は、少人数で話すのは好きだけど、こんなプライベートな内容は2人きりの会話で断片的に話す程度でした。

それが文章に書く事で、いつでも、誰にでも体験や感じたことを多くの人にシェア出来るようになり、何より私が(一応)推敲した内容をそのまま受け取ってもらえるようになったのです。

話し言葉だと、どうしてもその時によって内容がブレたり、言いそびれたり、おちゃらけたり、端折ってしまうのですが、一度書き終えた文章にはそれがない。

物凄ーーく当たり前の事ですが、考えを文章にすることは、最初に書き終えた時の思考がそのまま保管されることなんだと改めて肌で感じたのでした。

勝間塾の場を借りて、文章を書くことに慣れてきた、という事は自分の中で大きな変化だと思っています。

画像は娘が描いたクラゲの絵。ネットのお手本をみて描いたものです。私も褒めまくったので、自分でも気に入ったようでリビングに自分で飾っていました^^

思考がクラゲのようにゆらゆら脳内を漂っているだけでは、他人が見るとこも、その価値を感じる事も出来ないままです。

時が経てばいずれ、砂のようにさらさらと消滅してしまうかも知れません。

脳内からこのイメージを引っ張り出して、思考の輪郭を描き、美しく色をつけ、文章化する事で、初めて多くの人に思いが伝わります。

伝えたい思いの軸が決まったら、どうしたらそれがストーリーとして、すっと染み込むような、浸透圧の高い文章に置き換えられるのかを考える作業はなかなか楽しい^^

そして一度書いて終えば、その内容は忘れてもいい、という気楽さもあります。

読む人が感情移入出来るように、どうしたら必要な背景を描写できるのか、悪戦苦闘しながらも、これからも楽しんで書く練習を続けて行きたいです^^