Live the life you love !

自分の人生をデザインする!

「20年後に輝く未来を!プロジェクト」開催しました!

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今日は、初めて主催した子供の貧困問題解決を考える
イベント「20年後に輝く未来を!プロジェクト」の開催日でした。

こんなに充実したイベントを無事に開催でき、皆さんの知恵を出し合って一体感のある場にで方向性を共有できたこと。次のステップに向けて種火を起こせたこと。。
本当に参加して下さった皆さんに感謝の気持ちで一杯です!

イベントの進行を全て請け負って下さったリーさん、また、素晴らしい場所の提供とSDGs視点でこの問題の解決ビジョンをバシバシ提案して下さったみぽりんさんの勝間塾OBのお二人なしでは成り立たなかったものでした。

ぜひ、皆さんにも、子どもの貧困問題を自分ごととして考えて頂きたく、感じたことを書かせて下さい。

私たちが誰かの愛情と経済力、努力によって成長し、自己発電できる大人になれたという背景と、それを得られていない子どもたちが沢山いるという事実に目を向けて欲しいのです。


私が当たり前のように享受していた親の愛情、毎日の食べ物や教育環境は、全く当たり前ではなかったという現実を改めて理解しました。

普段は実際にそんな方を目にしないかもしれません。でも、この豊かな日本で、毎日働いても、今日食べる物がままならない方が多くいます。

母子家庭の83%が年収200万以下。しかも、9割の母親が仕事をしていてもこの数字なのです。(残りの1割は病気で働けない生活保護世帯)

一旦仕事を辞めて専業主婦になったシングルマザーが、この数字以上の年収を稼ぎ出すことがどれだけ大変か。私にはこの状況が容易に想像できます。

大卒だろうが一部上場企業に就職経験があろうが、いとも簡単にシングルマザーは貧困に堕ちてしまうんだ、と身をもって感じたからです。

私が元パートナーともめていた時、お前が悪い、お前のせいで俺はこうなった、子供達に何かあったらお前のせいだ、と言われ続けていた時期がありました。


その度に周りの人の助けを借り、ぺしゃんこになった気持ちをなんとか膨らませて、立ち上がり、子供を抱えて歩き出す事ができました。

それは亡くなるその日まで、私に惜しみない愛を注いでくれた母が、私の土壌に小さくても枯れることのない自己肯定感の源泉を与えてくれたからです。

また、私自身が離婚後、無職になりながらも運良く正規雇用の仕事に就く事ができたのは、母がきちんとした教育を与えてくれたからです。

母親自身の自己肯定感と学力や健康な心身、それによって得られる経済力。

それらのないひとり親と子ども達、また親に育てられることもできなくなり、養護施設で育つ子ども達をなんとかしたい。

未だに自己責任論を振りかざす人たちの意識を変えたい。

制度を変えるには高いハードルがある。一人じゃ何もできなくて、もやもや考えていただけだったけれど、リーさんに相談して、みぽりんさんも応援してくれて、今日こんなに素敵なメンバーが集まってくれたことが本当に嬉しかった。

大きな大きな力を感じ、自分の大切な居場所がやっと家庭以外にできた気がして、感極まって最後は涙涙でした。。

母に早くに亡くし、父に勘当され、元パートナーに否定された私。そんな自分を開示しきってなお、暖かく受け止めてくれたこの場の皆さんに本当に感謝です!

今回、ひとり親当事者の私やkumikoさんだけではなく、様々な背景から関心を寄せてくれた方、特に上田さん含め、30代の男性が3人来られたことは本当に心強く、次世代へ向けて変革の兆しを感じました。

子どもの貧困を放置することは、将来的に日本の国力を削ぎ、ひいては私たち自身に不利益が跳ね返ってくる「自分事」だと是非想像して欲しいのです。

子供の貧困をなくすために出たアイデアの一部

子供が主体者として活用できる社会的原資がある環境を作りたい。
①お金を直接寄付する → 親が自分のために使うリスクと中間マージンを排したい
②環境のダイバーシティ化 → 多様なバックグラウンドを受け入れる心理的土壌作り
心理的な安心・安全なが確保された場所、環境を社会的インフラとして用意する

それから、民法がロクでもないために、貧困シングルマザーを生み出す大きな原因になっているので、せめて子どもの権利である養育費をきちんと取り決めするために読んで頂きたい内容は下記の記事です。

いちばん声をあげたい人は、その気力すらない - Live the life you love !

ワークショップの内容が濃すぎて書ききれないのですが、また同様の活動を継続して行きたいと思っています。

また、個人的に親と暮らせない子どもたちを支援する NPO LIP ( Living in Peace) の活動にも賛同しています。
https://goo.gl/DLCfEf

現在は LIPの活動に参加する余裕はないのですが、児童養護施設のオープンハウスに行けたらと思い、ウエイティングリストに登録しました。もしご興味のある方はどうぞ。
https://goo.gl/S69cEd

また、みぽりんさんの事業 SDGsコーチングプログラムのリーフレットデザインをやらせて頂くことになり、SDGsについても理解を深められる良い機会を頂きました!みぽりんさんの高い視点の俯瞰力、ポジティブパワーがすごくて、感動しすぎました!
https://goo.gl/s7VcjM

 

この素晴らしいチームの出会いに心から感謝です!

*今回りーさんが作成されたひとり親世帯調査の資料は、ご希望の方に印刷料+送料でお送りできますのでご連絡下さいね!