脳内でゆらゆら漂う思考を、言葉にして保管する
私が仕事以外で文章を書くようになったのは、昨年の7月末、勝間塾に入ってからの事です。
それまではブログなどにも興味がなく、私的な思いをまとまった文章にして書くことなど、全く経験がありませんでした。
最初の塾生のみで公開される勝間コミュニティへの投稿は、さほど長くもないのに2時間ほど格闘した記憶があります。(汗)
あまりにも思考を文章にまとめるのに時間がかかるので、昨年はたまーに投稿する程度でしたが、それだと勝間さんから毎朝届くサポートメールの取り組みも浅くなってしまう。。
それで今年はもう少し投稿回数を増やそうと思い、週3回は投稿しようと決めて書いていますが、今はなんだかんだ、ほぼ毎日書いていますね…^^;
勢いでこのはてなブログ開設したのは、昨年11月。サポメの「働き方改革を考える」の週の投稿に「どういう経緯で在宅勤務になったんですか?」と塾生のなおこさんに質問されたからでした。
その経緯をまとめ出すと、8年前から遡る必要があり、とてもこの投稿のコメントに書ききれない…そう思ってその日に3時間位かけ、過去8年の振り返りをブログの最初の記事として書きました。
まだ、お会いした事も、直接お話しした事もないなおこさんに経緯をお伝えしたい、それだけの動機でした。
でも、いざ書き出してみると、様々な経験の中で試行錯誤とした経緯や想いと、歩んできた人生を誰かに伝えたいたいという事が、はっきり自分の潜在意識としてあったのだとわかりました。きっかけをくれたなおこさんには感謝です!
思っているだけでは何も残らないし、伝わらない。親密性持ちの私は、少人数で話すのは好きだけど、こんなプライベートな内容は2人きりの会話で断片的に話す程度でした。
それが文章に書く事で、いつでも、誰にでも体験や感じたことを多くの人にシェア出来るようになり、何より私が(一応)推敲した内容をそのまま受け取ってもらえるようになったのです。
話し言葉だと、どうしてもその時によって内容がブレたり、言いそびれたり、おちゃらけたり、端折ってしまうのですが、一度書き終えた文章にはそれがない。
物凄ーーく当たり前の事ですが、考えを文章にすることは、最初に書き終えた時の思考がそのまま保管されることなんだと改めて肌で感じたのでした。
勝間塾の場を借りて、文章を書くことに慣れてきた、という事は自分の中で大きな変化だと思っています。
画像は娘が描いたクラゲの絵。ネットのお手本をみて描いたものです。私も褒めまくったので、自分でも気に入ったようでリビングに自分で飾っていました^^
思考がクラゲのようにゆらゆら脳内を漂っているだけでは、他人が見るとこも、その価値を感じる事も出来ないままです。
時が経てばいずれ、砂のようにさらさらと消滅してしまうかも知れません。
脳内からこのイメージを引っ張り出して、思考の輪郭を描き、美しく色をつけ、文章化する事で、初めて多くの人に思いが伝わります。
伝えたい思いの軸が決まったら、どうしたらそれがストーリーとして、すっと染み込むような、浸透圧の高い文章に置き換えられるのかを考える作業はなかなか楽しい^^
そして一度書いて終えば、その内容は忘れてもいい、という気楽さもあります。
読む人が感情移入出来るように、どうしたら必要な背景を描写できるのか、悪戦苦闘しながらも、これからも楽しんで書く練習を続けて行きたいです^^